東京ガイド・2:20・56 小節・96 BPM
東京東京を、ひと回り
東京を卓上の鉄道模型に見立てた、アイソメトリック 2.5D の旅行ガイド。街をひとつにつなぐ環状線・山手線を、黄緑の電車が一日かけて走る。明け方の明治神宮の森、正午の渋谷スクランブル交差点、夕日に照らされた東京タワーの下、たそがれの東側を北へ進み、地下へ降りてアジア初の地下鉄に乗り換え、夜の浅草寺と川向こうのスカイツリー、夜更けの新宿のネオン、そして出発した場所へ。駅とその順番、それぞれの場所の位置は本物で、縮尺は観光地図のもの。すべてのフレームは再生しながらブラウザが描き、音楽はコードで合成して、映像と同じ小節に合わせて編集している。
- 上映時間
- 2:20
- テンポ
- 96 BPM・56 小節
- 画
- three.js、正投影のアイソメトリック
- 光
- 一日、05:30 から真夜中まで
- 録画したフレーム
- なし
- 音
- オリジナル音楽、コードで合成
チャプターひと回り、一日
ルート描画するコードから数えた数
- 駅
- 30本当の順番で輪の上に並ぶ。山手線は三十駅。
- 電車
- 10内回りと外回りの線路を、それぞれ逆方向に走る。
- 建物
- 2,332駅と駅のあいだの街区。窓は映像の時計に合わせて灯る。
- 木
- 1,320ほとんどが明治神宮の森。残りは桜と街路樹。
- 人
- 460道を歩き、交差点で待ち、夜は路地に。
- 提灯
- 98寺と路地の紙提灯。日が暮れると灯る。
字幕一覧画面に出るすべての一文
制作ノートつくり方
鉄道模型になった街
カメラは正投影で、遠近による大小の変化がなく、平行な辺はいつまでも平行のまま。ミニチュアの言葉だ。環状線は角の丸い輪として描き、駅はすべて本当の順番と、中心から見た本当の方角でその輪の上に並ぶ。まわりの場所も本当の方角を保ったまま、観光地図のように大きく描いている。
一日の光
映像は自分の時計を持っていて、05:30 から真夜中まで進む。太陽の高さと色、空の色、窓、提灯、ネオンはすべてその時計に従うので、それぞれの場所はいちばん美しい時刻に現れる。明け方の神社、正午の交差点、日没の塔、夜の寺と路地。
拍に乗せて
一分に 96 拍、一小節は二秒半。交差点の信号は小節線で変わり、塔は和音とともに灯る。各駅の発車ベルは音楽のなかのオリジナルのフレーズで、実在の駅の発車メロディではない。
確かめられる事実
タワーの 333 メートルから三十の駅まで、画面の数字はすべて、それぞれの場所の公式ページ、鉄道の数字は公開の資料と照らし合わせている。開門時刻は季節で変わるので、映像は変わらない部分だけを書く。神社が日の出に開くことは書き、何時何分かまでは書かない。